リードオルガン修理の広場

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山葉オルガン61鍵(10)

小袋のつなぎ目となる部分にヒンジをつけます。
写真がボケてしまいましたが、厚手の布のテープ状にになったものを使います。

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これを3本の釘で止めます。

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布のヒンジを両端2か所につけたら、その上からラバークロスを貼ります。
これは次の修理の人がはがしやすいようにボンドではなく、にかわを使います。

にかわは東急ハンズの手芸売り場や、木工コーナーなどで売っています。
水で溶いて湯せんにかけますが、あまりどろどろさせずに水っぽい、さらさらした感じの方が乾いた時にきれいに仕上がるようです。
ドロドロした状態だとすぐに固まってしまい仕上がりがでこぼこになってしまいます。

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歯ブラシで板側と、ラバークロス側の両方ににかわを塗ります。


次にラバークロスを貼ったら濡れた雑巾で拭くと、にかわがすぐに冷えてピタッとつきます。
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by kazenokoto | 2012-01-27 00:38 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(9)

いよいよ風袋の張り替えです。
袋の張り替えはまだ慣れていないので、師匠のI先生に教えてもらいながら作業しました。

修理前はこのような状態になっています。
新しいゴム引き布を張る為に古いものはすべて取り去ります。

ゴム引き布を取る前に小袋と大袋を最大に広げた時の幅を測っておきます。
小袋は12㎝、大袋は17㎝幅でした。

ぬれぞうきんでにかわを柔らかくしながらはがしていきますが、この楽器はどちらかというと乾燥してるためにこのにかわをはがす作業が本当に大変でした!
一つの小袋をはがすのに2時間くらいかかりました。結局、全体をはがすのに1週間くらいかかってしまいました!


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まず、小袋からです。
小袋を貼る前に大袋の縦に穴のあいている部分に革のバルブをつけます。
空気が抜けていくように両側は開けておきます。

上の部分は釘で止め、下の部分は釘で止めずに針金で押さえるようにします。
この後、上の写真のように革の中央に二か所板を貼ります。
革がよれずにピタッと押さえるようにするためです。
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初心者の私にとって、力が必要な針金の扱いがとても難しかったです。

次に小袋の貼る部分にガイドとして細い棒を貼り付けておきます。(釘で止める)
このようにしておくとにかわを塗る箇所がわかり、ずれることがありません。
また、ゴム引き布を張る時もこのガイドにそっていくと作業しやすいです。
必ずガイドをつけてからゴム引き布を貼ることをおすすめします。

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by kazenokoto | 2012-01-24 21:10 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)