リードオルガン修理の広場

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ヤマノオルガン (6)

気を取り直して、ちょうつがい部分を貼りなおしてから小袋を貼ります。

まずは木片を入れてサイズを決めます。この小袋は12センチでした。
赤いひもは、穴から外側へ出しておきます。貼りあがった後に取り出すためです。
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小袋の底辺部分に厚紙を貼ります。
サイズは以前のものを参考にしました。
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側面にも厚紙を貼ります。
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どちらも中側へ引き込まれるよう、谷折りにします。
また、厚紙を板までぎりぎりのサイズにすると、袋を動かしたときに、板と厚紙が擦れて音が発生することがあるので、必ず厚紙は少し小さめにしてください。

膠を貼ったら、押さえのための木の薄い細長い板でしっかり固定します。
そうするとピタッと貼り上がります。

このようなものを準備します。
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ラバークロスに穴を開けないようにのりしろ部分だけにタッカーで打ち込みます。
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便利なもの: 使えなくなった釘、タッカーの針、カッターの切り取った刃など燃えないゴミで
しかも危ないものは、化粧クリームの空き容器に入れます。
これなら蓋ができるので安全です。どんどん入れて最後に容器ごと捨てます。
なんでも利用しましょう。
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by kazenokoto | 2014-01-30 23:35 | yamanoオルガン | Comments(0)

ヤマノオルガン (5)

ようやく膠はがしが終わり、小袋のバルブを貼ります。
スぺースが狭いので針金が取り付けられないので、弾力性のある皮を選びます。
引っ張り気味に取り付け、引っ張った後「パンッ」という手ごたえがあるくらいにします。

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小袋の板のつがいの部分は、オリジナルは布で取り付けてありました。

新しく、布のテープでつがいをつけてその上からラバークロスを貼ることにしました。
空気を漏らさないようにするため、写真の赤線の部分にしっかり膠をつけて貼り付けます。
そのためテープは短めにします。

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ここの部分の膠はきっちり貼ります。まず、下側から。
板でしっかり押さえます。

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それから、上側を貼ります。
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どうせ、遅れている作業なので、慌てずにゆっくりしよう。

(後日記)と、このあと小袋を貼った後で大失敗!
小袋を動かしてみたところ何やらぎしぎしと音が…!?
このつがいの部分から音が出ていたのです。
ラバークロスの表面の生地がビニールっぽく、お互いが擦れる時に音がしてしまうのです。
すべてやり直し! また時間がかかってしまいます007.gif
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by kazenokoto | 2014-01-13 23:53 | yamanoオルガン | Comments(2)

ヤマノオルガン (4)

あっという間に年が明けてしまいました。
昨年中は、風邪を引いたのと忙しさでヤマノオルガンの修理が2014年まで伸びてしまいました。

昨年12月にI先生のご指導の下提灯型の大袋を張り替えました。

提灯型はバネを外してしまうと上下をつなぐ支えがなくなってしまうので、あらかじめ寸法を合わせて板で押さえておきます。

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ラバークロスを貼り膠で貼った分を板でしっかり押さえます。
今回は新しいラバークロスを使いました。
新しく開発されたものです。
今までのものはラバークロスどうしがくっついて、必ず弾き初めに小袋のラバークロスが音鳴りをしていたのですが、これはそれが解消されています。
また、生地もとてもしっとりとしていて扱いやすいです。
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大袋を貼ってホッとしたのも束の間。
なんと言っても憂鬱にさせるのは、小袋の袋はがしの作業です。
膠が固まってしまって、どんなに温めてもこびりついたクロスがはがれない!
はがれても、1センチごとぐらいに切れてしまう007.gif
結局、これで2週間ぐらいかかってしまいました~!

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by kazenokoto | 2014-01-13 11:59 | yamanoオルガン | Comments(0)