リードオルガン修理の広場

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第10回リードオルガン修理講習会が開催されます! 

今年も伊豆、天城山荘にてリードオルガン修理講習会が開催されます!
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〈緑に囲まれた気持ちの良い環境で行われます。〉

全国から修理の仲間が集まってワイワイ、ガヤガヤ楽しい時を過ごします。

修理でお悩みの方、修理はしたことがないけれどご興味のある方、初心者の方も大歓迎です。

どうぞ皆さま奮ってご参加ください!!

天城山荘 http://amagisanso.com/ ホームページ

● 日 程

1)基礎メンテナンスクラス

1)2016年9月29日(木)〜30日(金)

2)解体修理クラス

2)2016年9月30日(金)〜10月1日(土)

● 講 師

伊藤信夫 伊藤園子 相田南穂子

● 費 用

各クラス 19,000円(1泊3食)

両クラス 37,000円(2泊6食)

※上記 1)2)共、洋室利用・講習代込み

● 定 員

20名(先着順)

● 申込締切

2016年9月15日(木)

● お申込

1)電話

2)Eメール(info@amagisanso.com)

3)FAX:PDFファイルをダウンロードして「受講申込書」をFAXしてください。(天城山荘HP参照)

● 会 場

日本バプテスト連盟 天城山荘

静岡県伊豆市湯ヶ島2860-1

TEL:0558-85-0625

FAX:0558-85-1705
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# by kazenokoto | 2016-08-18 13:18 | その他 | Comments(0)

竹オルガン(9)共鳴箱

共鳴箱についているピンのさびがひどかったので一本一本磨きます。

今回はこんなさび落としを使ってみました。

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サイドにパレットバルブがあたるのでサイドを念入りに。反対側のピンも同様に落とします。

そして出来ればロウを塗って滑りを良くしておくといいと思います。fuukinは全部パレットバルブを

取り付けてしまってから滑りが悪いことを発見。 全部また取り外してロウを塗りました。

ですから、そのような無駄をなくすためにもこの段階でロウを塗っておくといいと思いました。

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枕のフェルトを張り替えます。オリジナルがちょっと固めのものが貼られていたので、厚紙とフェル

トを重ねて枕を作りました。

でも、ここで注意!パレットバルブのフェルト・皮の部分よりこの枕が厚くなってしまうと、当然バ

ルブが閉まりませんよね。ですから、枕の厚さはバルブのフェルト・皮より少しだけ薄くしておいて

ください。

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共鳴箱のチェックをします。箱の角に紙を差し込んでみてください。す~っと紙が入ってしまうこと

があります。ということは、ここに隙間があるのでその場合は対処しなくてはなりませ

ん。ボンドで貼り付ける、あるいは△状の棒板を張り付けるなどしてください。

このオルガンの場合は幸い隙間はありませんでした。

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しかし、角のつなぎ目が何となく怪しかったので、ボンド、あるいは木工パテで埋めてクランプで押

えます。念には念をいれて。

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# by kazenokoto | 2016-08-18 12:51 | 竹オルガン(ヤマハ) | Comments(0)

竹オルガン(8)パレットバルブ(格子口バルブ)張り替え

パレットバルブの張り替えです。

フェルトと皮を用意します。皮は触った感覚ではしっとりとしているものを使います。

バックスキン側を使いますが、きめの細かい上質のものを選びましょう。

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パレットバルブの中央のみにノリをつけます。しわなしピットがおすすめです。

ここでも、ボンドの使用は避けましょう。以前は膠を使いましたが、しわなしピットのほうがノリの

面が薄付きになるのでより良く、また簡単です。べったりとつけない理由は、端が浮いているほうが

密着が保たれるからです。

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フェルト、皮を重ねてパレットバルブをフェルトの上に貼り付けます。

バルブの古いフェルト・皮をはがす時にオリジナルの貼り位置のしるしをつけることを忘れないでく

ださい。

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フェルトをくるっとめくって、ちょうどバルブのサイドあたりにノリをつけます。

こうすると、フェルトを戻したときにちょうど中央あたりにノリが付くことになります。ここも、あ

まりべったりつけないように注意。こうして、フェルトと皮を接着します。

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この一連の作業を繰り返しますが、次のパレットバルブを置く時にハガキ一枚分の紙を入れます。

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こんな感じになりました!

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ハガキを抜いて丸型のカッターで切ります。丸型のほうがフェルト、皮のもつれがなくきれいに仕上

がります。

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出来上がり!!

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横から見ると中央にのみノリがついていて、フェルトと皮の端はべったりつかずにフリル状態になっ

ています。

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# by kazenokoto | 2016-08-18 12:19 | 竹オルガン(ヤマハ) | Comments(0)

竹オルガン (7)大袋と棚板の取り付け

大袋と棚板を取り付けます。

棚板に少し切れ目がありました。このような隙間から空気が抜けてしまうのでボンドを入れてクラン

プで押えて閉じます。

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大袋側の取り付け面です。

ここがきちっと平らになっているかどうかを確認します。

隙間があったら、やすりをかけます。ここにもロウを塗るといいと思います。

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棚板側の取り付け面です。

ずいぶんデコボコ、ザラザラですね。ここにもやすりをかけてロウを塗ってツルツルにします。

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こういう細かいところで、1秒、2秒と稼ぎましょう。
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# by kazenokoto | 2016-08-18 11:38 | 竹オルガン(ヤマハ) | Comments(0)

竹オルガン(6)小袋のバルブ

ですから、小袋のバルブは空気をかき出しては押さえ、かき出しては押さえ、という役目なのでピタッ!としていなくてはなりません。

通常、バルブは皮を使用します。

土台となる板のほうも密度を高めるためにロウを塗ってツルツルにしておきます。

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大袋と小袋を取り付けました。

竹のバネはこんな感じです。

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ちなみに小袋のバネはいろいろな釘穴が開いていますが、もともと開いていたものです。

多分オリジナルがこの写真の位置だと思って取り付けましたが、この後、完成させてみるとバネの

力が弱かったです。

以前に修理した人もいろいろと試行錯誤して写真でちょっと白っぽくなっている位置にしたのかなあ

ということがわかります。

修理というのはこのように古の人との対話のようなものも体験します。
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# by kazenokoto | 2016-08-18 00:55 | 竹オルガン(ヤマハ) | Comments(0)