リードオルガン修理の広場

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カテゴリ:山葉オルガン61鍵( 21 )

第13回リードオルガン修理講習会

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昨年は9月に開催された修理講習会ですが、今年は6月に開催されます。
実際にオルガンを解体することで構造がよりわかりやすくなります。
その場、その場で修理のポイントを質問することもできます。
修理でお困りの方、また、ドライバーを持ったこともないという初心者の方も歓迎です。
どうぞご参加ください!

2018年6月21日〈木〉~22日〈金〉 基礎メンテナンスクラス 
2018年6月22日〈金〉~23日〈土〉 解体修理クラス

各クラス 19,000円(講習代+宿泊、食事代込)
両クラス 37,000円(講習代+宿泊、食事代込)

詳しくはこちら↓ 天城山荘ホームページ


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by kazenokoto | 2018-04-14 10:57 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵 K様のお宅へ行く

6月に購入してから9カ月。その間長期旅行やコンサートで忙しくなった時は中断しながら、K様にはとてもお待たせしてしまいましたが、本日晴れてK様のお宅にオルガンをお届けすることが出来ました。

完成したと思ってもいろいろな曲を弾いているうちに、音が低かったり、高かったり、音色の違いや、鍵盤を弾いた時ピットマンがキシキシと音をたてるなど様々な問題が発生して、結局組み立ててから3週間ほど調整の時間が必要でした。

その間に修理講習会がありました。(講習会の様子は後日このブログでお伝えします)

プロの調律師の方が2名も参加されていたので、ちょうど調律の仕方なども教えていただき、そのことがとても参考になりました。

リードはあまりいじると折れそうなのでそ~っと扱います。

今日の午前、ぎりぎりまで調整を終えて、高速道路の2つ先のインターまで車を走らせました。

こちらは、ちゃんとオルガンが鳴ってくれるかお届けするまでハラハラドキドキ。

K様はとても喜んでくださいました。058.gif

何かあったらすぐ駆けつけることをお約束して帰路につきました。

山葉オルガンがちゃんと鳴ってくれますように!
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by kazenokoto | 2012-03-27 00:39 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(19)

完成しました!
  
    山葉オルガン 製造番号127112 大正8年9月

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こちらが、オルガンの裏板についていた保証書です。

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ここまで出来たのも師匠のI先生ご夫妻のおかげです。ありがとうございました。
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by kazenokoto | 2012-03-05 23:32 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵盤 (18)

いよいよ仕上げです。
木が削れて白くなってしまっている部分は家具補修マーカーで塗ります。

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マーカとチークオイルで仕上げます。
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プロスペクトの模様の部分は布がボロボロになっていました。
ここに好きな色の布を貼ることが出来ます。
いろいろ合わせてみましたが、もともと貼ってあった赤がやはり可愛いと思い、赤い布にしました。

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このようにお色直ししました。

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by kazenokoto | 2012-03-05 23:05 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(17)

小袋にバネを取りつけます。

こうだった大袋が、
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こうなりました!
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しかし、結局小袋の板のゆがみがあったせいか空気漏れがしてしまい後で角の部分を補修しました。
ラバークロス下の部分ののりしろが少し短かったのも原因でしょう。
空気はほんのわずかな隙間からも漏れてしまうので、貼り方を甘くしないということは今後の大きな課題です。

補修をしてから20秒だった空気持ちが27秒になりました。
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by kazenokoto | 2012-03-05 22:38 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(16)

オルガンの鍵盤は金属用のクリーナーで磨きます。
汚れが落ちます!

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こんなにきれいになりました。

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ついでにペダルも張り替えます。
以前は模様のあるペダルでそれも素敵だったのですが、とても古くて破れもありましたので、革で張り替えました。周りのピンがちょっと大きすぎたかな…? 
でも、このピンももう少し古くなればいい感じに渋い光になると思います。

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by kazenokoto | 2012-02-19 00:08 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン 61鍵(15)

鍵盤の後ろ側をくわえ(鍵盤を押さえる長い板状のもの)で止めます。

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鍵盤をおく前にスウェルのふたを開ける連結棒を忘れずに取りつけます。
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鍵盤をおいてみると意外とガタつきがあります。
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ピットマンで高さを調節します。
ピットマンの上に丸状にカットした紙を貼ります。紙の厚さはいろいろ調節します。

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鍵盤の高さがそろいました!
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by kazenokoto | 2012-02-13 22:46 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(14)

袋貼りが終わったら、今度は鍵盤です。
鍵盤一本一本の裏、ちょうどピットマンが当たるところに、にかわでフェルトを貼ります。

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ピットマンとは鍵盤を押して、格子戸バルブをあける為の棒です。
これも古くなって折れてしまったりかけたりしたものは、新しいものに変えます。
市販されている筒状の棒は5ミリのものしかないので、4.5ミリにするためにやすりで削りました。

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黒い部分は滑りを良くするために鉛筆の芯を塗りました。
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by kazenokoto | 2012-02-11 23:31 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(13)

次に同じ方法で大袋を貼ります。
ヒンジの部分は布ではなく金物が付いていました。
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ヒンジの上からラバークロスを貼ります。
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底の部分にはラバークロスの幅に合わせてベルトを取りつけます。
ラバークロスに負担をかけないようにするためだと思います。
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by kazenokoto | 2012-02-09 23:09 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)

山葉オルガン61鍵(12)

小袋の横の部分が出っ張らないように外側に貼るベルトです。
これはラバークロス+厚紙+革を張り合わせて2センチ幅位のベルトを作ったものです。

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これを革の部分を袋側にあてて小さな釘で止めます。

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こうすると袋が横に飛び出しません。
ちなみにこのベルトは大袋には必要ありません。マイナス圧だけだからだそうです。
小袋は大袋の空気をかきだす役目なのでその時にプラス圧もかかるのでその時に袋が飛び出してしまうのだそうです。

オルガンの仕組みってこうなっているのですね。何年も弾いてはいましたが、こうして修理をしてみて初めて分かることがたくさんあります。
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by kazenokoto | 2012-02-08 00:22 | 山葉オルガン61鍵 | Comments(0)