息漏れは続くよ、どこまでも…。
まだ、なんとなくぴったりと行きません。
スースーと音がします。
怪しいところは、大袋と共鳴箱を合わせた接点です。
ここにテープを貼ってみました。
すると、なんとなくいい感じ。ということはここから息が漏れています。
再び外してみると、釘穴のささくれのところがでこぼこしています。
ほんのわずか盛り上がっています。こんな些細なところから息が漏れてくるのです。
やすりをかけて、凹んでいるところはパテで埋めます。
それからまたやすりをかけて、平らにします。
この二か所をやり直して、少しは音持ちが良くなりました。
しかし、今度は鍵盤を押していないのに、強くペダルを踏むとなってしまう音が二つあります。
う~ん?ということは格子口バルブがきちっとしまっていないということか?
また、共鳴箱を外さなくてはなりません。
組み立ててからはこういう作業の繰り返しです。
音漏れしてしまう、二つの音の部分の格子口バルブを見てみました。
一つの原因は格子口バルブを抑えるバネがゆるゆるでした。
そしてもう一か所は、バルブを外してみると下の木の面がわずかに欠けていました。
ここも、パテで平らにします。
念のため、すべてのバルブのしまりを点検して、再び組み立てます。
ようやく、なかなかいい感じになりました!